ゴールデンウィークに富山に一泊二日で一人旅に行ってきました。
この旅は、車なし完全公共交通機関のみ。30代後半女が一人で楽しんできた記録です。
どなたかの参考になれば嬉しいです。では行ってみましょう!
1日目 黒部宇奈月温泉駅からスタート
1日目の大きな目的は、黒部峡谷のトロッコに乗ること。
そこで、新幹線で富山に降り立つ前に、黒部宇奈月温泉駅から旅をスタートしました。
北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」から「黒部峡谷宇奈月温泉駅」へ移動
黒部宇奈月温泉駅に着いたのは午前11:33。
黒部峡谷トロッコに乗ることのできる「黒部峡谷鉄道宇奈月駅」は、北陸新幹線の「黒部宇奈月温泉駅」とは全くの別物。
ここに行くためには、新幹線の「黒部宇奈月温泉駅」で降りて富山地方鉄道に乗り換えて行かなければなりません。
しかも、駅名が似ているのでややこしいのが厄介でした。
乗り換えたのは、次のルートです。
- 11:33 黒部宇奈月温泉着
- 12:06 新黒部発(富山地方鉄道本線)
- 12:32 宇奈月温泉着
- ここから黒部峡谷宇奈月温泉駅まで徒歩移動。
私は方向音痴なので、新黒部駅までの乗り換えがとても心配だったのですが、黒部宇奈月温泉駅を出ると、目の前に見えるくらいの距離感だったので、全く迷いませんでした。

歩くのもすぐなので、心配する必要は全くありません。
また、黒部宇奈月温泉駅をゆっくり見たわけではありませんが、駅を出てすぐのところにお土産屋さんがあって、駅弁も色々と売っていました。私は心配性なので、一度中をちらっと覗いてから新黒部駅に行って、時間があったのでもう一度戻って見るという無駄な動きをしましたが、まずショップをチェックしてから新黒部に行っても十分時間はあると思います。
新黒部駅に着いてしまうと、切符を買うくらいしかない小さな小さな駅でした。yahoo路線で調べた時より運賃は上がっていて、片道740円。往復だと1400円になる少しお得な切符も売っていましたが、私は片道切符を購入しました。

新黒部駅は、黒部宇奈月温泉駅から向かう人でパンパンでしたが、電車は一応座ることができました。途中のどかな風景を見ながらのローカル電車はなかなか楽しかったです。
宇奈月温泉駅に着いたのは、12:32。
私は13:11発のトロッコを予約していたので、電車を降りてすぐトロッコの駅に向かうことにしました。この際も方向音痴なので色々心配はありましたが、駅にトロッコに向かう方向の指示もあったし、トロッコの駅に向かう人もたくさんいたので、迷うことなく到着しました。

この日はとても良いお天気で、山に向かって歩くのもとても気持ちが良かったです。
黒部峡谷宇奈月温泉駅にて
そんなこんなでトロッコに乗る黒部峡谷宇奈月温泉駅に到着したのは、12:40頃のこと。
この時点で、この日のトロッコの予約はこんな感じでした。

私のようにカツカツの行程で動く場合は予約しておいた方がいいですが、一時間後の電車ならまだ空きのある状態。お天気など心配も多いので、余裕を持って動けるのであれば、当日券でもいいのかもしれないと思いました。
チケット引換の際に、入場は10分前からだが人が多いため、早めに並んだ方がいいと言われ、駅の方を見ると結構な行列。引換後は大人しく列に並ぶことにしました。
なお、黒部峡谷宇奈月温泉駅には売店とレストラン、2階には展望スペースがありました。


私は利用はしませんでしたが、チケットを買っておいてレストランで食事しながら次のトロッコを待つ、ということも可能だなと思いました。
また、お土産もたくさんおいてあってとても賑わっている印象でした。
いよいよ黒部トロッコに乗車
10分前になり、いよいよトロッコの改札が開くと、並んでいた人が一斉にトロッコに向かいました。事前情報でわかっていたのですが、景色のいい右側から埋まるようで皆さんいい席を目指している様子でした。私も急ぎましたが、なぜか私の乗る号車の人が多く、一番右端は取られてしまったので、右から2番目の席に座って出発を待ちました。
トロッコでは室井佑月さんのアナウンスが流れていますが、風の音とレールの音であまり聞こえませんでした笑
でも、5月の晴れた日に、窓のない車両で大自然の中を走り抜けるのは想像以上に気持ち良かったです。



ちなみにトロッコはほとんどが誰かと来られている感じでしたが、一人でも全く気になりませんでした。
どの道走っている間は話せる感じでもないですし、景色を味わうために行くのなら、一人でも全く問題ないと思います。
猫又駅にて休憩後、折り返し
50分ほど走って、トロッコは猫又駅に到着。本来は停まる駅ではないそうですが、今は地震の影響で終着駅の欅平まで行けないため、一時的に工事関係者用の猫又駅に停まるようになっています。
ここで20分ほどの休憩を挟み、再度同じルートを辿って黒部峡谷宇奈月温泉駅に戻ります。
猫又駅には展望台がありましたが、大行列だったため並ぶのはやめました。また、簡易トイレに並んでいる方もたくさんおられましたが、私はそれもパスして早々にトロッコに戻り、お昼を食べつつ帰りの一等地左端を陣取ることにしました。


展望台はあまりに人が多かったため、写真は撮らず、こちらの写真のみ公式写真をお借りしています。
帰りの席確保については、座ったはいいものの一度立ち上がらないと奥に人が入れない構造のため少し気まずかったです。できることなら、行きに右端を確保して、帰りはあまり席にこだわらずに座る方がいいのかもと思いました。
それでもやはり端の席から味わう景色は最高で、ちょっと気まずい思いをしたものの左端の席で風を浴びながら戻ってこられて良かったなと思いました。
13:11に出発して15:10に戻ってくる2時間のトロッコ旅でしたが、とても満足でした。
欅平までいけるルートが復活したら、また乗りたいなと思います。
少しぶらぶらしながら駅にもどり、黒部宇奈月を後にする
15:10にトロッコを降りた後は、15:45発の電車に乗るためぶらぶらしつつ足早に駅にもどりました。
トロッコの駅の周辺には黒部川電気記念館というのがあり、中に入ってみたところダムの説明などがみられるようでした。トロッコに乗った気分を味わえるバーチャルトロッコなるものもありました。
私は時間がなかったのでサッと見ただけで出てしまいましたが、時間があればゆっくり見るのも面白そうだと思いました。
また富山地方鉄道の駅の前には温泉噴水や、話題のアルペンチーズケーキのお店がありました。アルペンチーズケーキは行きに降り立った時は大行列でしたが、帰りは並んでなかったので、興味のある人はいいタイミングを見て買うのが良さそうです。


富山旅行1日目のトロッコ編はここまで。
次回は宇奈月から富山駅までの移動と夜の旅行記をご紹介したいと思います。
計画段階で迷っていたことと、実際に体験してわかったこと
普通客車とリラックス客車、どちらがいい?
予約段階でものすごく迷ったのがこれ。HPでは次のように説明されています。
- 普通客車
窓がないオープンタイプ。座席は横一列4人掛け。運賃のみ。車内を吹き抜ける風を感じ、黒部川のせせらぎを聞きながら絶景を楽しめます。 - リラックス客車
開閉可能の窓付きタイプ。座席は転換できるクロスシートで横一列3人掛け。運賃+600円。ゆったり旅を堪能できます。時刻によっては乗降口が大きいバリアフリータイプの客車もあります。
大自然の中を駆け抜けるトロッコの醍醐味を味わうなら「普通客車」が良さそうだけど、雨の中窓なしのオープンタイプだときつそう。でも、お天気がわからない予約の時点でどちらかに決めなきゃいけないので、すごく迷いました。
めちゃくちゃ迷って私が選択したのは窓なしの普通客車。なお、私が予約した13:11発は全部普通客車のトロッコでした。

この窓なし普通客車は確かに気持ちよく、トロッコを全身で味わえるのですが、写真にもあるように背もたれもなく、窓どころか壁も低いので基本的に「外」にいる感じになります。
それに比べ、途中ですれ違ったリラックス客車は背もたれもあって、中で立って移動することもできそうな安定感。息は良かったものの、帰りのトロッコでは疲れもあって少しリラックス客車がうらやましくなりました笑
また、今回は終点までいかない片道50分の旅でしたが、本来は片道1時間20分あるとのこと。恐らく次に黒部トロッコに乗る時は、私はリラックス客車を選ぶと思います。
トロッコに乗りながらお弁当は食べられる?
これも、行く前に散々調べたことでした。旅程から考えるとトロッコでお昼を取るのが一番良さそうだけれど、食べられる環境なのか、心配しつつお弁当を購入して乗り込みました。
結論:普通客車で乗車中にお弁当を食べるのは難しい。
私がお弁当を買ったのは、新幹線の黒部宇奈月温泉を降りてすぐあったショップです。そこには美味しそうなお弁当が色々並んでいて、一番心惹かれたのは「バイ貝ぎっしり炊き込み弁当」だったのですが、ひざにおいて食べられるのかわからず散々悩んだ末、簡単に食べられそうな鱒寿司をチョイス。
結果、これが大正解でした。

結局走っている間は揺れや狭さで食べる余裕はなかったので、途中休憩の20分の間に早めにトロッコに乗り込んで食べました。私以外にもお弁当を広げて食べておられる方も何人もおられました。
このます寿司の良いところは、なんといっても一つずつフィルムに包まれていること。手も汚さず23口で食べられるので、トロッコに持っていくには我ながらベストチョイスでした。
ちなみに「ます」「トロサーモン」「あぶりサーモン」の3種類が2個ずつ入ったお弁当だったのですが、あぶりが一番好きでした。
リラックス客車なら普通のお弁当も食べられると思いますが、普通客車を選ぶ方は、お弁当を優雅に食べながら乗るというのは難しいと思っておいた方がいいです。


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